皮膚の潤いを保つためには、皮脂腺から分泌される皮脂の役割が重要です。しかし、アトピー性皮膚炎では、この皮脂の分泌が少ない傾向にある様です。だから、特に保湿が重要なスキンケアの一つになります。保湿には、保湿クリームやローションなどを使用しても良いですが、症状が進んでいるときは、あまり刺激の少ないものの方が良いので、病院で処方してもらった保湿剤と、治療薬を併用すると良いでしょう。また、石けんは皮脂を取りすぎてしまうので、使用しない方がよいです。
最近では、アトピー性皮膚炎の人は、肌の角質層の保湿能力が低いということも分かってきています。直接肌に塗って保湿する方法以外にも、部屋の湿度は重要で、特に冬場は外気が乾燥しているので油断すると症状が悪化してしまいます。暖房器具は、乾燥しにくいものを選んだり、部屋で洗濯ものを乾かしたり、加湿器を使用するなどして、部屋の湿度が適度に保たれる様に工夫する事が大切です。